お客様から頂くExcelの現金出納帳。以前はJDLの取り込み形式に変換していましたが、AI-OCRが登場してからPDFに変換して取り込んでいます。
ただExcelシートをPDF化するためにはいつくかのポチポチ工程を踏まなければなりません。
自動化するため以下の条件で、GPT-4oにExcelをPDF化するvbaを書いてもらいました。
- アクティブなシートをPDF化する
- PDFの名前はExcelブックと同じにする
- PDFの保存先はExcelブックと同じ場所にする
Sub ExportActiveSheetToPDF()
Dim ws As Worksheet
Dim pdfPath As String
Dim pdfName As String
Dim workbookName As String
' アクティブなブックの保存場所を取得します
pdfPath = ActiveWorkbook.Path & "\"
' アクティブなブックの名前を取得し、拡張子を削除します
workbookName = ActiveWorkbook.Name
workbookName = Left(workbookName, InStrRev(workbookName, ".") - 1)
' PDFのファイル名を設定します
pdfName = workbookName & ".pdf"
' アクティブなワークシートを設定します
Set ws = ActiveSheet
' ワークシートをPDFとしてエクスポートします
ws.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, Filename:=pdfPath & pdfName, Quality:=xlQualityStandard
' メッセージボックスで保存先を表示します
MsgBox "PDFが次の場所に保存されました: " & pdfPath & pdfName
End Sub
\実行します/
\条件通りPDFができました/
あとはJDLのAI-OCRにアップロードするだけです。
GPT-4oのコーディングはすごいの一言ですが、目的物を完璧に作ってもらうためのプロンプトはとても大切です。
プロンプトする側も基礎的なvbaの知識が必要かもしれませんね。