一括印刷を自動化する方法

Power Automateで一括印刷

Power AutomateでPDFや請求書を自動で一括印刷!手作業をゼロにする方法

経理業務の中で、請求書・領収書・給与明細など、フォルダ内の大量のPDFを手作業で印刷するのは面倒ですよね。
RPAを使えば、ワンクリックでPDFの一括印刷を自動化でき、業務時間を大幅に削減できます!

本記事では、RPAを活用してフォルダ内のPDFを自動印刷する手順を詳しく解説します。
実際にやってみると、驚くほど簡単です。スクリーンショット付きで詳しく解説します!

経理業務の中で、請求書・領収書・給与明細など、大量の書類を印刷する作業は避けて通れません。

  • 毎回ファイルを開いて手動で印刷するのが面倒…
  • 印刷ミスが発生してやり直しが多い…
  • 締め日の前に大量印刷で残業が増える…

こんな課題を抱えている方は多いと思います

\Power Automate Desktop で印刷を自動化する方法加/

💡 事前準備

  1. 印刷するファイルを特定のフォルダーに保存(例:C:\経理\印刷データ)
  2. Power Automate Desktop をインストール(Microsoft の公式ツール)

🛠 自動化の手順

  1. 「フォルダー内のファイルを取得」アクションを追加
    → 指定したフォルダー内のファイルを取得します。
  2. 「ループ処理」を設定
    → 取得したファイルを1つずつ処理するようにします。
  3. 「印刷」アクションを追加
    → 各ファイルを自動的にプリンターへ送信します。
  4. フローを保存して実行!

💡これで、手動印刷の手間をゼロにできます!

ではさっそくやってみましょう!

✅ ステップ①:Power Automate Desktop を起動して「新しいフロー」を作成

PADを起動し、新しいフローでフロー名を「一括印刷」とします。

新しいフロー作成
✅ ステップ②:「フォルダー内のファイルを取得」アクションを追加

指定フォルダー内のPDFファイルを自動で読み込むよう設定します。

ファイルを取得アクション
✅ ステップ③:印刷対象PDFが入っているフォルダーを指定して保存

フォルダーは印刷したPDFの保存先のフォルダーを選んで保存します。

フォルダを選んで保存
✅ ステップ④:「ループ処理」アクションを追加

取得したファイルを1つずつ処理するために「ループ処理(For each)」を追加します。

ループ処理アクション
✅ ステップ⑤:反復処理の値に %Files% を入力して保存

ループ処理の中で、対象となるファイル群 %Files% を指定します。

反復処理の値に%Files%
✅ ステップ⑥:「ドキュメントの印刷」アクションを追加

「ワークステーション」内にある「ドキュメントの印刷」アクションを追加します。

ドキュメントの印刷アクション
✅ ステップ⑦:「印刷するドキュメント」に %CurrentItem% を入力して保存

ループ中で現在のファイルを指定するために、%CurrentItem% を「印刷するドキュメント」に入力します。

印刷するドキュメント設定
✅ ステップ⑧:反復処理の中に「ドキュメントの印刷」を入れる

最後に、ループの中に「ドキュメントの印刷」アクションをドラッグ&ドロップすれば完成です!

ループ構造の完成図
✅ ステップ⑨:フローを実行して印刷スタート!

準備が整ったら、フローを保存して実行してみましょう!
数枚のPDFファイルで動作確認をしたうえで、本番用に切り替えると安心です。

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